「水曜どうでしょう」ってどんな番組?

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北海道テレビ(HTB)が誇るローカル番組「水曜どうでしょう」

 

ファンにとっては今さら言うまでもない番組ですが、

まだ見たことのない人にしてみれば、

大泉洋が出ていることは知っているけど、

どういう番組なの?と思うかと。

 

そんな「水曜どうでしょう」の基本事項について、ご紹介します。

番組概要

水曜どうでしょうが放送されたのは1996年10月から2002年9月まで。

6年間のレギュラー放送が終了した後、不定期で放送されています。

 

不定期とはいえ、間が数年単位で空くので、忘れられるのではないかという心配もありますが、ファンの圧倒的な支持により、また、再放送が絶え間なく流れているので、人気はまったく衰えていません。

 

なお、北海道では2018年3月から4周目(再放送3回目)の放送が行われています。

 

出演者はタレントとディレクター

この番組の出演者は、ご存じ大泉洋さんの他に、主に3人がいます。

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左から鈴井貴之、大泉洋、藤村忠寿、嬉野雅道


まずはタレントであり、大泉洋の所属事務所会長、鈴井貴之氏。

番組では「ミスター」の名で呼ばれています。

 

その名の由来は、彼こそが水曜どうでしょうを体現する者、

「ミスターどうでしょう」ということで、その名が付きました。

水曜どうでしょうを体現する、とはどういうことかは、

番組を見れば自ずと理解できます(笑)

 

まだ水曜どうでしょうの認知度がそれほど高くなかった時期に、都内のイベントでファンが「ミスター!」と連呼したところ、取材陣が長嶋茂雄さんが来たのかとキョロキョロ探したという逸話があります。

 

さて、ディレクターが2名、この番組には出てきます。

ディレクターとは本来は制作サイドの立場で、番組には出演しません。

しかし、水曜どうでしょうでは、ディレクターがバンバンしゃべります。

声が入りまくります。

ってか、一番しゃべってるのはディレクターかもしれません。

 

まず1人目が、番組チーフディレクター藤村忠寿氏。

通称「藤やん」。他にも「ヒゲ」「魔人」という愛称(笑)もあります。

このディレクターがとにかくしゃべるしゃべる。

声もデカいので、ディレクターであることを忘れてしまいます。

 

もう1人がカメラ担当ディレクター、嬉野雅道氏。

通称「うれしー」。4人の中では最年長で「嬉野先生」と呼ばれることもあります。

基本的にカメラを回すことに集中しているのであまりしゃべりませんが、それでも他の番組に比べれば、圧倒的にしゃべります。

 

この4人がメインで、たまにゲストが登場します。

そのゲストの中でも、準レギュラーといえるのがこの人。

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HTBのマスコット、「onちゃん」。

会社のマスコットですが、実は中に入っているのが、安田顕さん(ヤスケン)。

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登場回数はそれほど多くない安田さんですが、ヤスケン登場企画にハズレなし、と言われるくらい、見事な活躍をしています。

番組のスタイル

番組の内容ですが、カテゴリーとしては「旅番組」に分類されます。

 

一般的な旅番組のつくりとしては、観光をしながら、その土地のおいしいものをいただく、というスタイルを取りますが、この番組は一味違う。

観光名所を回るでもなく、ただひたすら移動中の出演陣の姿を撮影し、しかもその内容たるや、いい歳した大人たちが、お互いに罵り合うという、およそテレビで流すような内容ではないものがメインとして扱われます。

しかもカメラマンはだんだん飽きてきて、最終的にはタレントの姿はひとっつも映さず、流れる車窓をカメラを固定して映すだけという始末。

しかし、声だけで展開されることで、想像力をかきたてられて、なんとも言えないおもしろさがクセになるつくりとなっています。

 

旅番組ではありますが、バラエティなので、しばしばスタジオでの企画や、旅以外の企画も行われます。

そういった企画は、旅企画とは違った独特のおもしろさが発揮され、何度も見たくなるような番組に仕上がっています。

水曜どうでしょうの企画

企画には単発のものもありますが、いくつかのシリーズがあって、番組の名物となっています。

代表的なシリーズ企画には以下のようなものがあります。

  • サイコロの旅
  • 原付シリーズ
  • 海外シリーズ
  • 四国八十八ヵ所巡り
  • 釣りバカ企画

 

サイコロの旅は番組最初の企画で、スタート地点からサイコロの目に従い制限時間内にゴールの札幌(北海道の番組なので)をめざす企画。

一度、海外でもやりましたが、散々な結果に終わっています。

 

原付シリーズはスーパーカブに乗ってひたすら目的地をめざす企画。

放送はフルフェイスのヘルメットをかぶった出演陣のバックショットという斬新な映像で展開されました。

 

海外シリーズは、内容は様々ですが、普通の旅番組とは違い、ただ辛い目に合うだけというとんでもない企画だらけです。

 

四国八十八ヵ所巡りは、ご存じお遍路といわれるもの。

釣りバカ企画はもうそのもズバリ釣り。

 

 他にも北海道212市町村すべてを回る旅や、絵はがきの場所を探す旅、料理を作る企画など、様々な企画が放送されました。

水曜どうでしょうを見るには?

番組を見るには、大きく分けて3つの方法があります。

  1. テレビで見る
  2. DVDで見る
  3. ネット配信で見る

 

テレビでは各地方局で放送されています。

放送局一覧がHTB公式ページあります。

https://www.htb.co.jp/suidou/map.html

 

しかし、放送が終わっているエリアもありますので、放送されていないエリアや気になる企画をすぐに見たいという人にはDVDがおススメです。

 

こちらはレギュラー放送分の企画が網羅できます。

(左の「水曜どうでしょう DVD関連」から一覧表示)

 https://www.htbshop.jp/htb/PG020ProductListPage.act

 

また、HTBの動画配信サイト「HTB北海道onデマンド」

https://hod.htb.co.jp/g/doudesyou?page=1&sort=1&order=desc

 

NETFLIXでも一部企画を視聴することができます。

水曜どうでしょうClassic | Netflix (ネットフリックス)